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女性医師のキャリアパスについて

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当教室の女性医師数は80人を超え、多くの女性医師が、それぞれのライフステージに合わせて
大学病院 関連病院 研究等で幅広く活躍しています。

1. 病院勤務
勤務形態は各病院の規定によりますが、キャリアを続行できるように支援しています。専門医取得に必要となる多彩な症例を経験しながら研鑽を積み、希望するキャリアプランを実現させた女性医師を多く輩出しています。各病院で皆が協力し合い、より良い労働環境となるよう取り組んでいます。また病院によっては院内保育所を併設しています。
2. 大学院
大学院在学中に妊娠、出産、育児、介護等で一時研究を中断する場合には、大学の長期履修制度を利用できます。修業年限の2倍(最長8年)の履修が可能です。育児をしながら基礎研究に従事し、学位を取得するケースもあります。
実例紹介
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女性医師の声

卒後11年目 女性医師
家庭生活と腎臓内科医としてのキャリアを継続していく上で、結婚や妊娠・出産、復職時など、人生のターニングポイントとなるタイミングの都度、医局として相談に応じてくださったことにとても感謝しています。勤務地や勤務可能時間など、自分としてはとても無理なお願いをさせていただいたこともありましたが、その時その時の最善の策を一緒に模索していただきました。このように個別の事情に柔軟に対応いただけるような医局環境であったことで、私はここまでキャリアを継続できたものと感謝しております。
卒後8年目 女性医師
結婚、妊娠・出産というライフイベントは、幸せなこともある反面、大変なこともつきものです。女性の負担がどうしても多くなってしまいがちです。大事なことは、家族や職場の方たちとコミュニケーションを密にとり、お互いにより良い環境づくりを目指すことだと思います。当教室の先生方はそういうことにとても理解があります。また医局員の人数も多いので、お互いに助け合って、柔軟に対応することが可能です。私自身も、妊娠中は長期間つづくくつわりで、まともに働けない時期があったり、復帰後も子供が急に発熱したりしたことがありましたが、その都度職場の皆さんにサポートしていただき、ここまで来ることができました。とても感謝しています。今後も皆でより良い環境づくりをしていって、後輩医師のみなさんも、自分の目標とするキャリア形成をしていっていただければ嬉しいです。
卒後11年目 女性医師
家庭を持つ女性医師が医師として働き続けていくということは、現実として、男性とは違った難しさを伴うことが多いものだと思います。私自身も何度もその困難さを感じ、家庭との両立に悩みました。でも振り返ってみると、一人で抱え込まず、医局や周りに相談すること、時には思い切って甘えさせてもらうことで、道が拓けてきた場面がいくつもありました。幸いにも医科歯科腎臓内科は常にその相談の門戸を開いてくださっています。そして私は、周りへの感謝への気持ちと「助けていただいた分は必ずどこかで恩返しするんだ」という気持ちがまた新しい自分のモチベーションにもなり、何とかここまで家庭と医師としてのキャリアを両立してこれました。何が最善の道かは個々の事情により異なるとは思いますが、その最善の道を一緒に模索してくれる上司や仲間がいるということは何より心強いのではないかと思います。